辞書にも無いDJやゲームの専門用語も、
多彩な経歴のGabaインストラクターから
教えてもらっています。

DJ TECHNORCH (テクノウチ) さん
主にJ-coreと呼ばれるハードコアテクノを作曲するDJ、作曲家。999 Recordingsを運営するとともに、ハードコアテクノバンド・九十九音夢(ツクモネム)としても活動。Murder Channel Records、米Cock Rock Discoに所属し、アナログレコードのリリースや、Sony Musicへの楽曲提供の他、全国のゲームセンターで稼働中の音楽ゲームへの多数楽曲提供、数多くのコンピレーションに参加している。国内でDJ活動を精力的におこなうかたわら、2015年のアメリカ・オハイオ州のジャパンコンベンションにおける約4000人の前でのDJ/Liveなど、海外へも積極的に進出。代表作に音楽CD「BOSS ON PARADE ~XXX meets GABBA~」、「テクノウチ入門 BEST SELECTIONシリーズ」などがある。
Gabaで英会話をはじめた理由
レッスンの受講状況
英会話の上達について
Gabaの好きなところ
今後の“人生目標”
作曲家やDJとして国内外で活動
普段は、専業作曲家やDJとしての活動をメインに、ライブ演奏などもしています。商業作品としてはゲーム用音楽、例えば「DanceDanceRevolution」や「beatmania IIDX」シリーズの楽曲などを10年以上にわたって提供しています。
自分のサイトを持って楽曲やグッズの直販もおこなっていて、国内向けにはAmazon Japanの流通を中心に、iTunes、Spotifyでは海外でも楽曲の販売・配信を行っています。
喋れないのは自分だけ。
サンキューしか言えなかった
私のYouTubeチャンネルの視聴者の約半数が海外の方で、ストリーミング配信にいたっては海外の視聴者の方の割合が多いぐらいなので、海外に対してもっと直接、音楽を届けたいと思っていました。また海外のイベントでも何度かDJをしたことがあり、アメリカにも私のファンが多くいるのですが、「英語ができないことで失っているものがあるのでは…」と感じていました。
そんな中で決定的だったのが、私のレコードをアメリカでリリースしてくれたレーベルのオーナーが来日したときのこと。「君がTECHNORCHか。会いたかったよ!」とせっかく声をかけてくれたのに、まったく英語を話すことができず…、とてもショックでした。
DJの世界では日本人でもベテラン勢ともなると多くの方が英語を話すことができ、ライブの打ち上げでも、海外のアーティストを招待していれば、ゲストに合わせて言語は自然と英語になります。それなのに、私だけが喋れない。“Thank you. Thank you.” と言い続けることしかできないんです。これでは辛いし、とてももったいない。
そんな状態が2年ほど続き「これはまずい!英語を本気で身につけなければ」と思いました。
独学やオンラインのグループレッスンは続かず
まず入門的な文法書を買って独学で英語を学び直そうとしましたが、すぐに挫折しました。文法を覚えるのはしんどいし、独学だと相手がいないため応答もないからです。
次にオンライン英会話も受講してみました。5対1のグループレッスンで順番にしゃべるのですが、英会話というよりも学校の授業の延長みたいで…。結局、半年くらいしか続きませんでした。
そこで英会話が堪能な友人に相談したところ、「独学は続かないよ。英会話スクールに行ってみたら」と言われたのです。
運命的な偶然の一致に
「ここしかない!」とGabaに入会
ある英会話スクールに通う友人が「レッスン料は安いけど先生のやる気が全くない」と言っていたこともあり、通うなら最上級の英会話スクールにすべきだと確信していました。
最上級だとGabaともう1つのスクールが思いつきましたが、自分自身はテクノ系の電子音楽をやっているので、カジュアルな分野もカバーしているGabaがいいと思いました。
ちなみに私の音楽のジャンルは、テクノの中のハードコアテクノ、しかもオランダ系のハードコアテクノなのですが、そのジャンル名がなんと…「gabba(ガバ)」なのです。この偶然の一致からも、「ここしかない!」と直感しました。
購入したレッスンは全て消化。
ときには1日5レッスンも
私は双極性障害によって心のアップダウンの差が激しくあるため、レッスンは気分が高揚しているときに集中的に受講するようにしています。ときには1日に5回受講するなどし、購入したレッスンは絶対に使い切るようにしていました。これは「毎週何曜日の何時から」のようにレッスン日時が固定されている英会話スクールではできないことなので、レッスンを自由に予約できる点は、私にとってとても重要なことでした。
はじめの頃は半年間くらいインストラクターを1人に固定していましたが、その後は色んな国のインストラクターからランダムにレッスンを受講するように。世界のさまざまな英語に慣れることができました。
フリートーク中心で、
仕事に直結する英語を学ぶ
ミュージシャンの私に必要なことを教えてもらいたくて、レッスンはフリートーク中心。インストラクターも、「テキストが全然進まなくても、職業に直結した会話ができているから、これでいいと思うよ」と言ってくれています。
ゲーム会社で勤務していた経験があったり、ミュージシャンだったりするインストラクターも多く、色んな話が聞けてとても楽しいです。
ミュージシャンやDJとしてよく使う言葉、例えば “DJ ing”(DJする)、“doing gigs”(演奏する)、“making new tracks”(作曲する)など、これらはGabaのテキストにも出ていませんが、すべてフリートークで教えてもらいました。音楽関連の英語力は間違いなく高まったと思います。
とっさの際にも英語が出るようになり、
英語で話しかけることに抵抗がなくなった
英会話が上達したなと感じるのは、駅で困っている外国人に話しかけたり、車のトランクが開いたまま出発しそうになっていた外国人を呼び止めたりと、とっさの際にすっと英語が出るようになったことです。
Twitterで海外の人と仕事のやり取りをするときも、5分以上かかっていた返信がすぐに返せるようになりました。英語のチャットルームに入っても、以前のようにグループ会話全体を止めてしまうようなことはなくなり、随分とスムーズになれました。
以前は「間違っていたらどうしよう」と気にしてばかりいたのですが、今は「間違っていてもいいや、とにかくコミュニケーションをとろう。多少間違えていたとしても通じるはず」と思えるようになりました。
Gabaのインストラクターは
とにかく“すごい”
Gabaの好きなところは、インストラクターがすごいことです。誠実で優しくて丁寧なのはみんなそうなのですが、それに加えて一人ひとりが専門分野を持っている。深い話ができて、とても楽しいです。
例えば10年間ゲーム会社に勤めてゲーム開発をしてきたインストラクターがいて。私は「シューティングゲーム」が好きなのですが、その先生によるとこれは和製英語で、英語では “Shoot 'Em Up”、マニア用語では “shmup” と言うのだと教えてくれました。上向きに攻撃するのは “vertical shooter”、横向きは “side scroll shooter”。これらも通常のレッスンではまず習わない用語ですが、ゲーム音楽の楽曲制作もしている私にとってはとても重要な用語です。
全世界の人に向けて
音楽を発信していきたい
今後の英語の目標は、「日本人と意思疎通できるのと同じレベルで、海外の人とコミュニケーションできるようになること」です。
そして人生の目標は、「全世界の人に向けて、特にアジアに向けて活動を拡大していくこと」です。やっている音楽の主流が欧米なので、これまでは欧米の人を主に意識してきましたが、現在はチャットでもアジアの人との交流が多く。これは英会話を習い始めてから初めて気づきましたが、そこでも必要になるのは、もちろん英語なのです。
2019年10月 インタビュー実施
DJ TECHNORCHさんの
学習ツイートまとめ
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英会話の GABA はマジで「日本に来たけど、英語圏出身だからとりあえず先生やってみてます」っていう人が1人もいなくて、みんな何かしら異常に詳しかったり謎のキャリアの持ち主ばかりで知らない世界が一杯聞けて本当に楽しい学校だと思う。
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年8月7日 -
木曜に英会話GABAのレベルアップ試験だからテキストの復習始めてる。ただ、先生方は「テストをパスすることには何の意味もない、パスしてもしなくても結局ユタカに適正なレベルの授業が続くだけ」と言われているのでなんか気が楽。就活で使うToiecではないしね。
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年6月3日 -
やったー英会話GABA昇級したぞー。「補助なしでも一人で喋れるけど単語めちゃくちゃで、でもなんか言ってることは大体分かる」レベルになりました
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年7月14日
多分「シャチョさんシャチョさんビール沢山飲んでも三千円だけよ椅子台もしろんなしよご飯も安いよ今ならついに入れるよ飲まない飲むどうする?」ぐらい -
GABA、今日は映画の題名と邦題の話も面白かった。ハリウッド圏ではむしろ題名を如何に短くすることに流行が尚傾いており、日本では逆に如何に題名を長く分かりやすくするかに流行傾いているという話をしていた。英語題名を邦題で別の英語に変えるのも考えてみるととても面白い状況。 pic.twitter.com/oACu8Wd39q
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年7月22日 -
英会話、大体最初の会話は「調子どう?」で始まるので今日はどうしんどいのか具体的に説明するために不眠・過眠を英語で教えてもらった
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年8月3日
不眠のインソムニアはよく聞くから知ってたけど、過眠の「ハイパーソムニア」は教えてもらった瞬間(ちょっとかっこいいじゃん…)と思ってしまった pic.twitter.com/wDYr7U0uzx -
英会話
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年8月6日
Aldous Huxley/Brave New Worldを持ちっぱなし(勿論翻訳)で来てたので雑談でふってみたら5人中5人が「面白いよねそれ,どうだった?」と言ってきて「僕は昨日から読み始めたばかりなんです…」って返してたのですが,,なんか,やっぱり高い授業料のとこの先生って教養あるんだなって改めて思った… -
また英会話スクールGABAでGABBAの話をしてきた。なんかここオランダ人の先生多い(今回はROTTERDAM出身ではなくAMSTERDAM出身な先生)。 pic.twitter.com/5FeWZIS61S
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年5月29日 -
GABA
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年7月22日
初めて会う先生には必ず自己紹介と仕事の話が出るので、かなりの回数「音ゲー」を正確に表現することが求められた結論として「Rhythm Game」なら欧米圏の先生にもアジア系の先生にも全員正確に通じる実感ができた。あと、やっぱりDDRは略称DDRでそのまま何人の先生にも正確に通じるのが凄いと思う -
英会話のGABAは
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年7月27日
Rotterdam出身の先生にあたった時もそうだけど、こういう専門家の先生とぶち当たった時は速攻で「今日はテキストは辞めて音ゲー用語を徹底的にNatural Englishで教えてくれ」「任せろ(テキストを投げる)」がめっちゃカジュアルに出来るのでこの学校大好き。 -
何日前か分からなくなったのでノート見直したら三日前だった。
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年7月27日
【音ゲーNatural English講座】
授業ノートなのにお薦めのiOS音ゲーまで先生に薦められていることが見て取れる。 pic.twitter.com/7QlbJt3E0n -
終わり、楽しかった。とにかく趣味の話は授業時間が足りない。。
— DJ TECHNORCH (@technorch) 2019年8月1日